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アジャイル開発に適しているプロジェクトとは

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アジャイル開発に適しているプロジェクトとは

ウォーターフォール開発の様に上流それから、下流というようなはっきりとした工程の区別が一切無いアジャイル開発ですが、アジャイルにフィットしやすいプロジェクトがあります。
まず第一に、要件の全容が明快になっていないプロジェクトがあげられます。
要件が100パーセント固定化されていないのにプロジェクトがスタートするのはおかしいと意識してしまうかもしれません。
しかしながら、開発の現場においてはしばしば見られることです。
要件定義でさしあたって7割くらいが固定化されてしまえば、現実の設計フェーズに踏み切るといったイメージです。
残存している3割の要件に関してはプロジェクトの状態をチェックしながら同時並行的に固めていきますので、短納期を踏まえての納品やレビューを重ねるアジャイル開発にフィットしています。


また、クライアントのビジネスの状態によって開発の優先順位が変わる可能性が高いプロジェクトにも向いています。
クライアント自体もビジネスに関係する状況を想定しきれず、一方システムはとにかく近々確保したいという場合、差し当たって開発に乗り出して部分的納品を反復しながら、その境目の範囲内で優先順位をフレキシブルに変更することが可能です。
アジャイル開発においては、2~3週間を1つのサイクルという形で想定しており、その間隔で完成させた部分からクライアントへ届けられることから、クライアントもビジネスの状態によって優先順位を変更しやすいということができます。
現代の社会のように刻一刻と事業に関する周辺環境に変化が起こる時代では、以上のようにスピーディーで柔軟性のある開発手法が必要なことがあります。


さらに、クライアントがチームに参加してくれるプロジェクトも適しています。
ウォーターフォール開発であっても、クライアントサイドの情報システム担当者がプロジェクトへと参入し、非常に重要な役目を負うことがあります。
ウォーターフォール開発においてはマネジメント層と共にシステムのチェックに取り組み、経営層に対しての橋渡しといった役割を担うことが大半です。
しかしながら、アジャイル開発では一層一員としての色合いが強くなります。
スクラムの役割から言えばプロダクトオーナーに該当する役割をクライアントが務めることにより、可視化が困難だったシステム開発の現況がはっきりとわかることになります。
現実に手を動かすスクラムメンバーにとりましても、一員が直ちに要件を伝達してくれるために、一層スピーディーで融通のきく開発ができます。

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